就職活動をしている方の中には、耳鼻咽喉科の看護師のやりがいはどんなことなのか気になっている方が多いことと思います。現役で耳鼻咽喉科で勤めている看護師にどんな場面でやりがいを感じるのかヒアリングしました。

一番多かったのは、「症状が改善した患者を見られること」です。耳鼻咽喉科では、長期的な治療が必要な患者については治療の過程を通してだんだん症状が改善していく様子を見られます。また、風邪の症状で来院した患者については、治療して再び来院しないことが元気になった証になります。このように地域医療に貢献していることを実感できた時には、大きなやりがいを感じられるのです。

他にも、「医師とチームで働けること」がやりがいになっている看護師は多くいます。どういうことかというと、耳鼻咽喉科の看護師の主な仕事内容は医師の診察介助ですが、診察の流れや内容を覚えた看護師はよりスムーズに診察を進められるようになります。地域住民が多く来院する耳鼻咽喉科では風邪が流行する冬場はとくに混み合いますが、医師とチームで働いてスムーズに多くの患者を診察できると、大きな達成感を得られるのです。

さらに「スキルアップした自分を実感できる」「子どもへのコミュニケーション力が高まったと感じられる」など、看護師は耳鼻咽喉科で働いたからこそ自己成長を感じられることが多くなっています。このように多くのやりがいを感じられる耳鼻咽喉科なので、看護師としてぜひ活躍してください。