診療科目は約40種類もあり、主に7つの科に分かれています。耳鼻咽喉科と他の科で異なる点は、重症患者の人数の割合が少ない、そして治療に使う操作する機械を覚えるという点です。一般的な耳、鼻、のどの問題のスペシャリストのため、耳鼻咽喉科の看護師で得た知識は普通の生活でも役に立つ事が多いです。

入院してもほとんどが日帰りなので、夜勤がなくクリニックではほとんど残業はありません。コロナウイルスの影響で検査や治療が増えていますが、それは内科や小児科にも同じ事がいえます。感染症対策はインフルエンザと同じように行うためウイルスへの対策はもともと対処してきていることなので、特別な事はありません。むしろ、今までどおりの対処になるため落ち着いて行動できるという利点があります。

コロナウイルスが発生しても、インフルエンザが猛威を振るっても耳鼻咽喉科でできる事は変わりません。除菌、抗菌対策をし、飛沫感染や接触感染を防ぐ事です。普段から患者数が多い耳鼻咽喉科は、コロナウイルスによって患者数が激増しました。特に耳鼻咽喉科の看護師は最もいろんな症状を見ている人だといえます。

耳鼻咽喉科の看護師には患者から厚い信頼を得る人が多いです。なぜなら診断をするのはお医者さんですが、その後の治療に携わるのはほとんど看護師さんだからです。注射はもちろん吸入器の指導なども看護師が行います。また病院勤務の場合、患者の疾患によって口腔外科、脳外科、言語聴覚士の方々とも密接に連携を取るマルチ対応な科です。